子供達が暴れられる家にしたかった。
そう話すのはこの家に住む奥様。

体力が有り余っているほど、
家の中でも外でも走り回る2人の子供たちは
今まさに元気盛り。
階段はジャンプできるようにあえて下の方は
手すりをなくしているんだとか。

階段下も子供たちの遊び場になっていて、
私がまだ子供なら、ここに住みたい！と
駄々をこねそうなアイデアがたくさんあった。

子供たちが率先してお気に入りの場所に
案内してくれ、
次に向かったのは、「図書館」と
呼んでいたスペース。

天井からハンモックを吊り下げて
片側の壁に本棚が。
階段を登った先の2階のホールを少し広げて
そこに図書館を作っていたのだった。

子供部屋ももちろん、冒険がいっぱい。
片方はボルダリング、もう片方ははしごで
クローゼットの上へのぼり、
小さな天窓があった。

ちょっとした秘密の部屋のような、
赤毛のアンに出てきそうな、
コンパクトだけど、子供には十分な
スペースが。

そもそも、なぜCASA LAFEの家を
建てようと決心したのかという、
ライターさんの質問に、
井内先生と出会い、話が面白くて
プランを依頼する運びとなったが、
いろんな会社にお願いした中でも、
先生を超えるプランがなかった。
と、理想の家を建てる決心が硬く決まった
瞬間の話を聞かせてくれた。

お施主様がとてもフランクで
多くの方とのご縁を大事にしているからこそ、
家具職人による家具の製作や、
外のウッドデッキなど、
いろんな方と知り合って出来上がった家なんだと話してた。
周囲の方も思わず協力したくなるような
お施主様の人柄あってのオリジナルの家ができているんだと
家づくりに話を聞いているはずが、
人間性の部分にも感心しながら
家の中を夢中で観察していた。

ここの景色がまた最高で。

季節の移ろいも、時間の経過も
ただここにいるだけで楽しめるような、
この家にしかない贅沢な景色が広がっていた。

主寝室横には南側に窓を設けた
お布団を干すスペースを。

木に囲まれた空間だからなのか、
先日、友人を招いたところ、ピアノを演奏してくれたそう。
木と吹き抜けの効果で響きがよく、
感動した！と、引き渡してからの暮らしのエピソードを
奥様が語ってくれた。

玄関の手洗器はトイレに設置するスペースがなかったから
玄関に配置することとなったが、
結果的にトイレの目の前にあり、
帰宅後手をすぐ洗えるようになり、
結果オーライだったと、打ち合わせ中に起こった
予期せぬミラクルを教えてくれた。

家づくりは、こんなにもワクワクが詰まっていて、
夢があるものなんだと
実感できたお施主様邸。

家族みんなの要望が、
余すことなく形となって実現したその家は
きっとこれからも変化しつつ、
家族の憩いの場になるだろう。

きっとこの家が私たちのベストだと、
ずっと思える家づくりを
これから携わるお客様にもそう実感して欲しいと
思わずにはいられない、
特別な日になった。

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